人気ブログランキング | 話題のタグを見る

9.11

9.11_a0074328_12571341.jpg

(写真は、15年以上前、私が最初にNYを訪れた際のときのもです。現像した写真をスキャンしたものなので、質はよくありません。左側に、ワールドトレードセンターが存在しています。)

本日は、あの9.11から10年が経ちました。

こちら、オーストラリアでも、ここ数日、追悼特集を連日テレビでやっています。

2機の飛行機がワールドトレードセンターに突っ込んでいく様子、人々が続々とビルから飛び降りていく様子、そして、ビル自体が崩れ去ってしまう瞬間。NYの町の人が唖然となり、泣き叫び、戸惑う様子。ビル崩壊で灰と煙で埋もれている中を消防士の人々が黙々と人命救助に向かう様子。

何度も見ても、心が痛みます。

「10年前、これが起こったときには、何処で何をしていたの?」と旦那に聞いてみたら、「ゲームをしていて、友達から電話がかかって、それでテレビを見たんだ」と答えていました。

私は、10年前の今頃、イギリスに留学していて、勉強もほとんど終わって、イタリアに遊びに行っていました。ちょうど、イタリアから戻って、当時の彼氏に電話をかけたら、彼が大変なことが起こったと言って、初めてこのことを知った次第です。最初は、彼が冗談を言っているか何かで気にしなかったのですが、町の電気屋さんのテレビに映されている映像を見て、事の重大さをやっと理解しました。

9.11以来、ほんと、世界が変わってしまったなと思います。今までの戦争では、アメリカとソ連というように国と国との戦争である意味分かりやすかったように思います。が、現在は、テロとの戦い。今年の5月あたりにウサーマ・ビン・ラーディンは、殺害されましたが、だからと言って、これでテロとの戦いが終わったわけではありません。まだまだ、テロリズムという見えない敵と戦わなくてはいけないし、今後、テロが全くなくなることは、ありえないような気がします。

そして、今日は、日本の震災からも、ちょうど半年が経ちました。

このテロで亡くなった方々、そして、日本の震災でなくなった方々のご冥福を心からお祈りします。そして、世界がもっと、平和で、少しでも人々の悲しみが減ることを祈るばかりです。
by Fooey | 2011-09-11 12:51 | Daily life


<< 出産における痛みのマネジメント... One day >>