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ちょっと寂しい、、、

試験も一段落ついたことだし、シドニーは夏に近付いたことなんで、髪でも切って気分転換でもと思い、会社の帰り道の際に美容院に行きました。

今回は、以前、使っていた美容室ではなくて、以前からちょっと気になっていたWorld Sqの近くのPitt Stにあるアジア系の美容室を訪れることにしました。

初めてなので、大丈夫かなと心配し、入ってみると、受付の子は、可愛くて、とりあえず、カットだけでとこちらのリクエストを言うと、じゃぁ、あの椅子に座ってということ。きっと、この若い女の子が私の髪を切ってくれるのかなと思いながら待っていると、やってきたのは、ちょっと落ちぶれたようなホストのみたいな男性が何かを口に入れながら来て、モグモグと口を動かしながら、どんな感じで?と聞いたので、長さは同じで、全体に軽くしてもらえますか?と答えながらも、おいおい、ほんと大丈夫だろうかと心配になってきました。

過去に何回も現地の美容師さんを信じて、泣いた経験がある私。わざわざ日本の雑誌を切り抜いてこんな感じでお願いしますと頼んだにもかかわらず、切ったあとは、写真と全然似てなくて、帰宅して友達に頼んで、普通のはさみでまた、切ってもらいました。


とりあえず、オージーじゃなくて、アジア系のお店だから、まぁ、アジア系の髪質にも慣れているだろうと思って、とりえあえず、まな板の鯉のようにされるがままに待つこと約20分。



結果は、まぁ、こんなもんかなというところでしょうか、‘軽く‘と頼みましたが、軽すぎて、思ったよりも、だいぶ髪を切られてしまいまた。でも、こんなもんかなと納得して、帰り道、さて、相方は、私が髪を切ったこと、気づくかなと疑問に思い、長さは、変えてないけど、まぁ、だいぶ切ってもらったから、絶対気づくはずと思いながら帰宅。



「ただいま」

「お帰り」



気づかず、、、、
いや、もうちょっとしたら、気づくかもしれない、、、





15分後、

やっぱ、気づかず、、、
いやいや、もうちょっとしたら、、、、






30分後、

まだ、気づかない、、、
やっぱ、駄目なのかな、、、、







1時間後、
やっぱ、何も私の髪型については、何も言わない。
さすがに、私の我慢も限界で、、、


「ねっ、ねっ、ねっ、何か違わない?」


結局、私が、髪を切ったんだよって言うまで、彼はわかりませんでした。



結構、ショックです。

学生時代によく読んでいた森瑤子さんの小説に、

「夫は、妻が香水を変えようが、髪形を変えようが全く気づかない」
「夫は、妻を普段見慣れた家においてある家具としかみない」

なんていうような件があって、そうなのかなと、、、、
そう言えば、ここ最近、私は、CPAの試験でいっぱい、いっぱいだったし、彼は大学の試験でいっぱい、いっぱいだったし、コミュニケーション不足だったのかな、、、、
籍を入れて、2年弱、付き合い始めて、4年弱、お互いのことに無関心になるのは、まだ、早いのかな、、、、



まぁ、たかが髪を切ったことに気づかなかったぐらいでブツブツ文句を言う方が、大人じゃないというのももっともですが、でも、、、、



もちろん、この後で「なんで気づかなかったの?」って、ケンカになったのは、言うまでもありませんが、、、、



ちょっと、寂しかったです。
by fooey | 2006-11-20 18:22 | Husband


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