人気ブログランキング | 話題のタグを見る

男女平等

私の主人は、オーストラリア人です。いわゆる、国際結婚で、ここシドニーに越してきた理由も、彼がここに住んでいるためです。国際結婚と言えば、旦那様が優しくて、家事も育児も手伝ってくれるというイメージがあるのではないでしょうか?私も、友達に結婚報告をした際には、「いいな、外人さんって、家事も育児もやってくれるんでしょ?」と言われました。

実際に、主人は、食事をつくったり、洗濯をしたり、掃除機をかけたりと私と分担して家事全般をやってくれます。が、これは、「愛しい妻にそんな大儀なことは、僕はさせないという優しさからやっている」のではないような気がします。(もしかしたら、そう思っている時もあるかもしれませんが、、、、)

彼の根本的な考えにおいては、男女は平等であるから、家事だって女性と同じように、男性がやるのは当たり前という考えからきているので、家事はやるものと思っているように気がします。


男女平等というのが、ポイントで、この男女平等というのは、全てのことにおいて、平等なので、男性が家事や育児を分担してくれると同時に、男性からは、女性に対しても経済的負担も平等であることも当たり前だと考えているフシがあり、女性が育児をしながらも働くことは当り前ですし、ここオーストラリアでは、女性が育児休暇を1年ほど取ったら、また仕事に戻るのも珍しいことではありません。

心のどこかで、結婚したら、いつか子供を持って、育児が一段落したら、あとは、専業主婦になり、働かずに、お昼から友達と豪華なランチでも!!なんて、結構、たわけた願望をもっていた私の願いは叶いそうもないです。


こんなことを、昼休みに会社の同僚の方(日本人女性で、旦那様は、オーストラリア人)と話していたら、彼女も同意し、こんな結論に至りました。


日本であれば、結婚し、子供ができれば、女性は、家事&育児に集中し、男性は会社で働いて経済的負担の全てを負うというのが一般的。オーストラリアでは、経済的負担、家事、育児全てを男女で平等で負担するというのが一般的という前提で、

もし、専業主婦になりたかったら、日本人男性と結婚するのがベストで、仕事も一生頑張りたいと思うなら、オーストラリア人と結婚するのが、ベストだねと


もちろん、これが全てのケースにあてはまるわけでもないし、女性が働くのも、働かないのもそれぞれのカップルや個人の価値観の問題ですし、色々な事情もあると思うので何とも言えません。

国際結婚で、家事や育児を男性がやるの裏には、経済的負担も女性に平等に負担することが期待されているということがあるんだなと妙に納得しました。やっぱり、働いてもらって、家事も育児も手伝ってくれるなんて、虫のいい話はないですね。
by Fooey | 2006-08-31 06:08 | Husband


<< 健康 帰ってきました。 >>