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グローバリゼーションの光と影

日本を発つ前に、電化製品だけは、買っておこうと思っていた私は、先日、液晶の不具合がでたパソコンを買い換えました。以前は、日本の会社が出しているパソコン方が信頼性もあって、いいのかなと思って買っていましたが、でも、今回のノートパソコンが2年もしないうちに液晶のスクリーンに不具合が出てしまった以来、いくら日本の会社が作っているといっても、壊れるときは壊れるんだなと不信感が募ってきました。そういうこともあって、今回は、台湾の会社が提供しているパソコンを購入しました。

そして、その値段の安さにびっくりしました。家と外出用に2台、ノートパソコンとネットブックを購入しましたが、合計で10万円弱。2,3年前は、この値段で買えたのは、せいぜい、一番安いノートパソコン一台。やっぱ、これだけ安くなったのは、海外勢が日本のパソコンマーケットにより進出してきて、価格競争が激化しているんだなと思いました。今回買ったパソコンの会社も、2,3年前は全然知りませんでした。やはり、海外メーカーは安い人材を使っているから、その分安くできるので、ここにもグローバリゼーションが起こっているんだなとふと思ってしまいました。

でも、よく考えたら、私の仕事もそのグローバル化による人件費カットの対象になり得るのでは?と思ってしまいました。現在、私がやっている仕事で、日本人でなければならないという要素は全然ありません。仕事は全て英語ですし、日本語を使うときは、日本人の同僚と話すぐらい。その人たちだって、英語は話せるので、日本語を絶対話さないといけないということはないと思います。現に、多くの仕事がインドやフィリピンにどんどんアウトソーシングされています。私の給料は本当にペーペーですが、でも、それでだって、インドやフィリピンの人件費を考慮すると、多分、私の給料でももっと人数を雇うことができるのですから。

だったら、私が彼らに勝るものは、どんなものがあるのかと考えると、、、正直、はっきり言ってこれという確たるものはないので、今後は、何か本当にアーピルできるものがなければ、自分は将来どんどんこうやって安価な人件費を提供できる人たちに仕事を奪われてしまうのんだなと思いました。

グローバル化の恩恵と現実を身近に感じた瞬間でした。
by Fooey | 2010-04-04 13:41 | Daily life


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